FC2ブログ

2019-01

防寒らくだ

床柱 黒柿

らくだは暑さには強いけれど寒さには弱い。
朝起きると真っ先に箪笥の引き出しを開ける
んだ。靴下が入っているのをね。

家でごろごろしている時は居間の炬燵か、2
階のベランダ側の部屋。日が当たるとサンル
ーム状態になるからね。

外出するときは首周りをブロックする。喉元
までファスナーが上がるコートは寒さしのぎ
なるよね。

らくだ史上最強の防寒着は大晦日だったよ。
神社の境内でお神酒と甘酒の接待。テントが
張ってあるとはいえ、ほぼ徹夜だからね。

インナーは青いキルティングのつなぎ。確か
高校(!)の時、最初で最後のスキー旅行で
買ったものだよ。物持ちがいいでしょ。

かつて師匠たちと大晦日に船に乗ってね。恒
例のハゼ釣りをしてた頃は年に一度だけ着込
んでいた古強者さ。

茶色のシャツはチビらくだのお下がり。アウ
トドアーのブランド、コロンビアでね。バイ
クに乗る時に着てたものらしい。

ポリエステル製なんだけどね。裏地はバック
スキンみたいにごわごわの肌触り。まったく
風を通さないって作り。

モスグリーンのカーディガンは義父のお下が
り。もこもこの毛糸で編まれたランズエンド
でね。ファスナーを喉元まで上げられる。

ファスナーを下げれば、下に着たワイシャツ
とネクタイを見せられるからね。神官による
歳旦祭のときはファスナーを下すだけ。


  初烏大虹の赤嫉妬する

               風待らくだ

読了らくだ

淡路島の土産


やっと読み終えたよ。いくら暇つぶしから始
めた読書とは言え、2年4カ月も掛かったん
だからね。

2016年10月から読み始めた河出書房新社の世
界文学全集。全30巻のうち短編コレクション
2巻を除く28巻。

28カ月で28冊だから平均すると1カ月で1冊
だよ。昔風に言うとドカベンくらいの厚さの
本だから読みでがあったよ。

すべて図書館で借りたんだけどね。貸出期間
の2週間では無理。必ず延長していたよ。最
後の本は6週間も掛かってしまった。

石牟礼道子さんの『苦海浄土』。有機水銀を
不知火海に垂れ流したのが原因の公害、水俣
病の患者による闘争をドキュメント。

と一口でくくることは出来ない巨編。奇病と
言われた水俣病の悲惨な実態ばかりじゃない。
なんせ40年がかりで生み出された大作。

美しく豊かだったころの不知火海が詩情あふ
れる言霊で綴られていてね。土着的な視点に
しっかりと支えられている。

何より深く熱く懐かしいのが熊本弁による爺
さん婆ちゃんの語りだ。船霊や地霊が降りて
来たような響きがあるんだよ。

ルポルタージュと詩による怨の渾身の文学。
今年の2月、作者は90歳で「水俣死民」の方
へ逝ってしまったよ。

世界文学全集に1冊だけ入っていた日本文学
に一番感銘を受けたよ。個人編集した池澤夏
樹の見識だね。


  松の内猪牙舟もやい大あくび

                風待らくだ

 カットバック → 

竹盃らくだ4

白鶺鴒(らくだ写房)

正月三が日は神社に詰めていたよ。社務所で
お札などの販売もしたけどね。おもに境内の
テントでお神酒などの接待。

鏡割りした樽酒のお神酒を紙コップで差し上
げるのが従来のパターン。今年は笑竹盃と名
付けた手作り竹盃もお勧めした。

青竹の鮮やかな色合いと樽酒の豊かな香りが
マッチして好評でね。紙コップより小さいの
で何杯でもお代わり自由で接待したよ。

竹盃は平成最後に引っ掛けて限定31個という
触れ込み。新年のカウントダウン前に限定品
を2個お願いしますと言うお客さんが来たよ。

洒落で31個にしたら販売促進につながったん
だけどね。実際には131個も作っちゃったんで
残ったらどうしようかと気を揉んでいたよ。

境内の裏の竹林から伐ってきた竹盃だからね。
1個百円では気が引けるんで、「お志 百円」
のポスターを張り出しておいたよ。

これには意外な効果があってね。たまたまオ
ススメしたお隣のご主人は500円玉を入れてく
れたし、ほかにも釣りは要らないとかね。

三が日で竹筒に入っていたお志は1万円ちょ
っと。ざくっと100個は売れたことになる。同
じ100円のおみくじが370だから大健闘だろう。

明日は門松を撤去することになっている。両手
で包めないほど太い八尺竹が不用になる。これ
でジャンボ笑竹盃を作ったらどうだろうか。

我ながら呆れるね。次から次へとバカなことば
かり思い付いて。ただでさえ忙しいのに自ら仕
事を増やしている。他の役員には迷惑千万だよ。


  地に海に人の災い山眠る

                    風待らくだ


20年らくだ

貝の口

郵便局の窓口でね。はがきを…と言い掛けた
らね。年賀はがきですかって訊かれたよ。こ
の時期としては当然でしょうね。

インクジェット対応の通常はがきを73枚。
あまり見掛けない山桜がデザインされていた
よ。それにレターパックで4886円也。

2019年の年賀状じゃなくってね。202
0年に開く俳句大会に向けたアンケートはが
きなんだよ。

はがきを会誌に挟んで皆さんに送り、大会が
成功するようにお知恵拝借という寸法。はが
きの裏面に4項目のアンケート。

その文言は俳句仲間に考えてもらったもので
ね。らくだがエクセルファイルに収めたんだ。
自宅のプリンターで73枚印刷。

今度は表のプリントなんだけどね。アンケー
トの集約先はらくだなんだよね。自分の住所
氏名を宛名印刷するのは何か恥ずかしい。

こちらは楽々はがきという昔から使っている
ソフトで印刷。表裏で146枚だからね。そ
れほど楽じゃないよ。

はがきをたくさん印刷するときには四面連刷
という手があるらしいけどね。田舎の小さな
郵便局に在庫があるかどうか。

何とか印刷は済んだんでね。あとはレターパ
ックで主宰者に郵送すれば終わる。20年の
アンケートの次は19年の正月に戻る。

大晦日から元旦にかけて神社で徹夜。竹盃で
お神酒を接待する。3日まで初詣で客を迎え
た後に直会。その後は13日の左義長と続く。


  柏手を年始の天に響かせる

                  風待らくだ



竹盃らくだ3

酢橘

初詣でのお神酒を竹盃で飲んでもらう一件。
試作品の段階から、もう一歩踏み込んでね。
実際に飲んでみることになったよ。

たまたまシューちゃんのファクトリーで絞り
たての新酒を飲む会があってね。せっかくだ
から竹盃でってタケヨシさんが言い出した。

剪定用のノコギリ片手に竹林に入り、3本ほ
ど切ってきてね。次は電動丸ノコでスパッ、
スパッとカット。サンドペーパーで仕上げ。

あっと言う間に10個ほどの竹盃が出来上がっ
ちゃったよ。羨ましいほど器用でね。らくだ
にはとても真似が出来ない芸当だよ。

竹盃の言い出しっぺはらくだだけどね。既に
周りを巻き込んでエンジンがかかったみたい。
どんどん事が進んでいくんだよ。

らくだは竹盃をきれいに洗ったくらいでね。
翌日、シューちゃんのファクトリーに持って
いくと、青味が増したと言ってもらえたよ。

早速、試飲したんだけどね。冷酒では竹の香
りが楽しめるところまではいかない。青竹の
色を楽しむ程度だね。

そこで竹筒でイワナの骨酒をやってみること
に。あつあつの骨酒は確かに香り高かったよ。
釣り名人でもあるタケヨシさんに感謝。

もっとも竹の香りかイワナの香りか分かんな
かったけどね。どんどん酒が進んだことは確
かだよ。

二次会で近くの店に繰り込んだんだけど、ど
うやって家に帰りついたか覚えていないんだ。
誰が払ってくれたのかな~。


  殺しても死なぬ駱駝を嗤う河豚

                   風待らくだ


«  | ホーム |  »

プロフィール

風待らくだ

Author:風待らくだ
海のらくだと言われるダウ船は、三角帆に風をいっぱい受けてアラビア海を渡ります。
らくだは港で良い風が吹いてくるのを待っているところです。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
酒 (21)
花 (13)
芸 (34)
休 (25)
足 (28)
技 (32)
食 (40)
本 (29)
字 (7)
館 (22)
昔 (23)
鳥 (4)
音 (8)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR